アポトーシス
ホスファチジルセリンのトランスロケーション
アポトーシスを起こしている細胞では、ホスファチジルセリン(PS)が細胞膜の細胞質側から外層側に移動します。アネクシンVはPSに高い親和性を示し、通常、アポトーシスアッセイに使用されます。本節のVybrant®アポトーシスアッセイキットは全て、アポトーシス細胞の検出にアネクシンVの蛍光コンジュゲートを使用しており、死細胞とアポトーシス細胞の区別には別の染色剤を使用しています。蛍光を発し、ビオチン化したアネクシンVのコンジュゲートも単品として別々にご利用いただけます。
ホスファチジルセリンのトランスロケーション検出用Vybrant®アポトーシスアッセイキット
| キット名 |
生細胞 染色剤 |
アポトーシス 細胞染色剤 |
死細胞 染色剤 |
検出 マーカー |
注釈 |
Cat.No. |
| * プロピジウムアイオダイドとSYTOX®緑色色素は、原形質膜が損傷している細胞をマークする膜不透過性の死細胞染色剤である。†代謝活性のある細胞は、バイタリティ染色剤C12-レザズリン由来赤色蛍光が増大する。‡生存率染色剤であるMitoTracker®Red CMXRosは活発に呼吸しているミトコンドリアに蓄積する。 |
| Vybrant®アポトーシスアッセイキット#2 |
なし |
アネキシンV・Alexa Fluor® 488コンジュゲート |
プロピジウムアイオダイド* |
ホスファチジルセリンのトランスロケーションと膜完全性 |
アポトーシス細胞群と死細胞群を最適分離するための2色(緑色/赤色)アッセイ |
V13241 |
| Vybrant®アポトーシスアッセイキット#8 |
なし |
アネキシンV・R-フィコエリスリンコンジュゲート |
SYTOX®Green* |
ホスファチジルセリンのトランスロケーションと膜完全性 |
アポトーシス細胞群と死細胞群を最適分離するための、488 nm励起の2色(緑色/橙色)アッセイ |
V35112 |
| Vybrant®アポトーシスアッセイキット#9 |
なし |
アネキシンV・アロフィコシアニンコンジュゲート |
SYTOX®Green* |
ホスファチジルセリンのトランスロケーションと膜完全性 |
アポトーシス細胞群と死細胞群を最適分離するための2色(緑色/赤色)アッセイ |
V35113 |
| Vybrant®アポトーシスアッセイキット#10 |
C12-レザズリン† |
アネキシンV・アロフィコシアニンコンジュゲート |
SYTOX®Green* |
ホスファチジルセリンのトランスロケーションと膜完全性および細胞の生存率 |
生細胞群、アポトーシス細胞群、死細胞群を最適に分離するための3色(緑色/赤色/近赤外)アッセイ |
V35114 |
| Vybrant®アポトーシスアッセイキット#11 |
MitoTracker® Red CMXRos‡ |
アネキシンV・Alexa Fluor® 488コンジュゲート |
なし |
ホスファチジルセリンのトランスロケーション、ミトコンドリア膜電位、細胞の生存率 |
生細胞群、アポトーシス細胞群、死細胞群を最適分離するための2色(緑色/赤色)アッセイ |
V35116 |
Vybrant®アポトーシスアッセイキット#10を用いたJurkatヒトT細胞白血病細胞の分析。細胞を10 μMのカンプトテシンまたは2 mM過酸化水素で処理し、次に混合して、キットに含まれている試薬と共にインキュベートする。アロフィコシアニン(APC)蛍光とSYTOX®緑色蛍光のプロット(A)、SYTOX®緑色蛍光とレゾルフィン蛍光のプロット(B)、APC蛍光とレゾルフィン蛍光のプロット(C)より、生細胞群、アポトーシス細胞群、後期アポトーシス細胞群が示される。フローサイトメトリーには488 nmと633 nmで励起する必要がある。
インビトロジェンのアネクシンVコンジュゲート
| ラベル(Ex/Em *)
| Cat.No.
|
| * およその最大励起波長(Ex)と最大蛍光波長(Em)をnmで表す。†多数の励起ピーク、NA=該当せず |
| Alexa Fluor® 350 (346/442) |
A23202 |
| Alexa Fluor® 488 (495/519) |
A13201 |
| Alexa Fluor® 568 (578/603) |
A13202 |
| Alexa Fluor® 594 (590/617) |
A13203 |
| Alexa Fluor® 647 (650/668) |
A23204 |
| R-フィコエリスリン (496, 546, 565/578†) |
A35111 |
| アロフィコシアニン (650/660) |
A35110 |
| Biotin (NA) |
A13204 |
Vybrant®アポトーシスアッセイキット#8を用いたJurkatヒトT細胞白血病細胞の分析。細胞を10 μMカンプトテシンまたは2 mM過酸化水素で処理し、次にそれを一緒にし、SYTOX®緑色試薬・アネクシンV-R-フィコエリスリン(R-PE)コンジュゲートと共にインキュベートする。
Vybrant®アポトーシスアッセイキット#9を用いたJurkatヒトT細胞白血病細胞の分析。細胞を10 μMカンプトテシンで処理し、SYTOX®緑色試薬・アネクシンV・アロフィコシアニン(APC)コンジュゲートと共にインキュベートする。フローサイトメトリーには488 nmと633 nmで励起する必要がある。
10 μMカンプトテシンで処理(下図)あるいは未処理(対照、上図)のJurkatヒトT細胞白血病細胞。次に細胞をVybrant®アポトーシスアッセイキット#2に含まれる試薬で処理した。カンプトテシンで処理した細胞(下図)ではアポトーシス細胞(「A」で表す)の割合が有意に高いことに注意すること。V=生細胞、D=壊死細胞
製品:
| Cat.No. |
製品名 |
サイズ |
| 光褪色など多くの点について、FluoresceinコンジュゲートよりAlexa Fluor® 488コンジュゲートが優れています(レファレンスD参照)。 |
| A13199 |
annexin V, fluorescein conjugate (FITC annexin V) *100 assays* |
500 μL |
| A13201 |
annexin V, Alexa Fluor® 488 conjugate *100 assays* |
500 μL |
| A13202 |
annexin V, Alexa Fluor® 568 conjugate *100 assays* |
500 μL |
| A13203 |
annexin V, Alexa Fluor® 594 conjugate *100 assays* |
500 μL |
| A13204 |
annexin V, biotin-X conjugate *100 assays* |
500 μL |
| A23202 |
annexin V, Alexa Fluor® 350 conjugate *100 assays* |
500 μL |
| A23204 |
annexin V, Alexa Fluor® 647 conjugate *100 assays* |
500 μL |
| A35110 |
annexin V, allophycocyanin conjugate (APC annexin V) *50 assays* |
250 μL |
| A35111 |
annexin V, R-phycoerythrin conjugate (R-PE annexin V) *50 assays* |
250 μL |
| V13241 |
Vybrant® Apoptosis Assay Kit #2 *Alexa Fluor® 488 annexin V/propidium iodide* *50 assays* |
1 kit |
| V13242 |
Vybrant® Apoptosis Assay Kit #3 *FITC annexin V/propidium iodide* *50 assays* |
1 kit |
| V35112 |
Vybrant® Apoptosis Assay Kit #8 *R-phycoerythrin annexin V/SYTOX® Green* *50 assays* |
1 kit |
| V35113 |
Vybrant® Apoptosis Assay Kit #9 *allophycocyanin annexin V/SYTOX® Green* *50 assays* |
1 kit |
| V35114 |
Vybrant® Apoptosis Assay Kit #10 *allophycocyanin annexin V/C12- resazurin/SYTOX® Green* *50 assays* |
1 kit |
| V35116 |
Vybrant® Apoptosis Assay Kit #11 *Alexa Fluor® 488 annexin V/MitoTracker Red CMXRos* *50 assays* |
50 反応分 |