エンドサイトーシスと食作用
食細胞における酸化的バースト(活性酸素発生)のモニタリング
細胞内活性酸素生成
InvitrogenのFc OxyBURST® Greenアッセイ試薬は、フローサイトメトリーとマイクロプレート分析により、食細胞における酸化的バースト(活性酸素発生)をモニターするために開発されました。Fc OxyBURST® Greenアッセイ試薬はジクロロジヒドロフルオレセイン(H2DCF)と共有結合させたウシ血清アルブミン(BSA)から構成されており、精製ウサギ抗BSAポリクローナル抗体と複合体を形成します。これらの免疫複合体がBSA抗体のFc領域を介してFc受容体に結合すると、非蛍光H2DCF分子が食胞内に取り込まれ、酸化されて緑色蛍光産物になります。
細胞外活性酸素生成
OxyBURST® Green H2HFF BSA試薬は、オレゴングリーン488色素の還元型とコンジュゲートしたBSAを用いており、抗体成分を持たないことを除き、Fc OxyBURST®試薬に似ています。OxyBURST® Green H2HFF BSAは細胞内に入らず、そのため活性酸素の細胞外への漏出をモニターする上ですぐれたプローブです。
酸化-感受性コンジュゲートの作成
アミン反応性OxyBURST® Green H2DCFDAサクシニミジルエステルを用いて、抗体、抗原、ペプチド、タンパク質、デキストラン、細菌、酵母、ポリスチレンマイクロスフェアなど、さまざまな生体分子や粒子の酸化感受性コンジュゲートを作製することができます。他のOxyBURST®試薬と同様に、フローサイトメーターやマイクロプレート用のフルオロメーターでフルオレセイン(FITC)と同様の波長やフィルターを用いて蛍光の増加をモニターすることによりコンジュゲートの酸化を検出できます。
ジクロロジヒドロフルオレセイン二酢酸(H2DCFDA)と未標識免疫複合体を同時に投与した、またはFc OxyBURST® Greenアッセイ試薬(H2DCF-BSA免疫複合体)を投与したヒト好中球の蛍光。Fc OxyBURST® Green試薬の蛍光はH2DCFDAの蛍光より大きいことに注目。このフローサイトメトリーデータはボストン大学のElizabeth Simons氏からの提供1。
Fc受容体を介した食作用経路を蛍光検出するFc OxyBURST®試薬。ジクロロジヒドロフルオレセイン(H2DCF)がBSAと共有結合しており、ウサギ抗BSAポリクローナル抗体と複合体を形成する。Fc受容体に結合すると非蛍光免疫複合体は取り込まれて酸化され、蛍光DCFになる。
- 参考文献:
- 1. J Immunol Methods 130, 223 (1990).
製品:
| Cat.No. |
製品名 |
サイズ |
| D2935 |
2',7'-dichlorodihydrofluorescein diacetate, succinimidyl ester (OxyBURST® Green H2DCFDA, SE) |
5 mg |
| F2902 |
Fc OxyBURST® Green assay reagent *25 assays* *3 mg/mL* |
500 μL |
| O13291 |
OxyBURST® Green H2HFF BSA *special packaging* |
5 x 1 mg |